EXIT THE DRAGON - Premium Chinese Herbal Tea for Stress Relief & Relaxation | Perfect for Meditation, Yoga & Evening Wind-Down Rituals
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Product Description

CD ALBUM

Customer Reviews

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派手にポップな勢いがあって超最高だったメジャーデビュー盤でもある前作SATURATIONに比べると、一言で言えばコレは地味。しょうがない。そういう時代だった。カート・コベインがくたばりやがる前と後では、ロックを取り巻く空気感がガラッと変わったもの。カートがいなくなる前のロックシーンは、ちょっとスゴかった。ニルヴァーナが思いがけず大ブレイクして、ゴテゴテしたなんちゃらメタルを駆逐一掃してくれて、やっぱりロック最高!パンクすげえええ!メタルはクソ!なって、リリースされるアルバム、リリースされるアルバムが、どれもこれもキラキラ輝いているように思えた。ポウジーズのアレとかレモヘのアレとかブーラドのアレとか挙げ出したら十や二十じゃ全然きかねえ。ロックがキラキラキラキラキラ輝いて見えて、こんなに最高の音楽ばかりが溢れて、これは世界が終わる前兆なのではあるまいかと思ったこともありました。(まあ可愛らしい)それがカートがアレなって、あのバンドもこのバンドもそのバンドもドノヴァンもニール・ヤングもREMも、どんより重いアルバムを出して、あれほどまでに多幸的だったキラキラ感はどこにもなくなってしまった。そして、そのまま現在に至る。たかだかロッカー風情が大金持ちのセレブ気取りとか何様だよ?ついていけねえ。ロックの殿堂なんざ爆破しちめえ。くだらねえ。復活再結成なんてのもダセェつーの。ロックって、そんなんちゃうやん。ロックは負けたんだ。ロック・ミュージックは敗北したのだ。功名心とか、成り上がり精神とか、あと何やろ、ビジネスとか、何か、そういうものに。ロックはもう純粋なものではなくなった。そんなロックの敗北を象徴するようなアルバムなのである、コレは。(お、どうでもいい与太話から何とか繋がったぞ)このアルバムは、表面的にはそれなりにノリの良いロックンロールではあるけれど、それでも、どこか暗くて重くて物寂しい雰囲気に覆われている。ロックが何かに負けてしまったカート以後らしい、やってらんねえ悲痛な空気感が、このアルバムにもある。でも、ロックって、そういうもんなんじゃないのか?負け犬の音楽なんじゃないのか?このアルバムは見事なまでに負け犬ロックだ。歌の中で描かれている登場人物たちは、どいつもこいつも傷ついていて、道を踏み外していて、グチグチグチグチ愚痴っていて、なんかカッコ悪い。だけど、それがカッコイイ。ロックだねえ。全ての曲が超最高だった前作と比べると、多くの曲はどれも地味でパッとしないように思えるが(その地味さが渋くて良いのよ)アルバム・タイトルにも引用され、このレビューのタイトルでもパクったフレーズが含まれた07.The Mistakeばかりは、気だるげでありながらもキャッチーさもあって「It’s a catchy song, it’s number one」最高にカッコイイ。それから、自分はトリッキーなのが好きなんで、あえて触れまいとは思ったが、典型的に名曲らしく名曲っぽく名曲ぶった佇まいの09.View of the Rainが、やはりどうひねくれて聴いてみても珠玉の名曲。歌唱力自慢の歌姫が拾い上げてでもしてくれれば、アージは必ず再評価される。前作は勿論のこと、本作も地味ながらも実に良い一枚。忘却の彼方に捨て去られるには惜しい一枚。

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